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Posted by 京つう運営事務局  at    │  


2017年04月05日

武士の就活「大将首」


うちのユキヤナギがあまり可愛いので・・・



浪人浪人と言いますが、士官の口を探し

諸国を歩いた浪人たちは長く

就活していたといえないでしょうか

時代劇では良く出てくる浪人

山本周五郎時代劇がまた始まって第一話

就活する浪人を支える良くできた妻の姿を見ました

足軽のことにつて描かれていましたが

これまでは名称しか知らなかったので

勉強になりました?

「武家で、普段は雑役をし戦の時には兵卒となったもの」

とあります

この肩書?は武士とはかけ離れていて

浪人たちもそこまで落ちぶれたくはない

と思うようなものだったと知りました

武士のプライド
    ってやつでしょうか

家柄の良いところから貰った嫁に
       足軽になったといえない男

自分の髪売ってまで、客人のために酒や魚を用意する

良くできた奥方です

そんなことを厭うはずがないのに

言えないのですね男は

昔のドラマで「必殺仕事人」ってのがありましたが

アレに出てくる中村主税は婿殿で

嫁や姑にいびられ、陰ではぼろくそ言ってましたが
(ドラマですがね)

彼女らとは大違いです

やれ出世しろの金子が足りないのと言ってましたよね~

「大将首」では、足軽仲間を傷付けられた元浪人が

上司を切ってしまうのですが(そんなことしたら死罪なのに・・・)

実は大罪を犯した上司だったので逆に召し抱えられた

という顛末で、ようはハッピーエンドなのですがね

友人を思う気持ちが就活成就

内定をもらったってとこでしょうか

殿様や武士、農民商人職人と

職の少なかった時代に比べ(もちろん生まれ落ちた場所も関係はありますが)

今は仕事を選ばなければいっぱいある

それでも「プライド」だけは捨ててほしくないかなぁと

なんとなく思うのです

何をしても生きて行く~

  みたいなね




Posted by 一家団欒  at 13:57   │